クールな部長は独占欲を隠してる【6/18番外編追加】
勝手に押しかけてきたの姉貴だし、そのまんまの芽衣子で全然問題ないけど、と言う蒼介さん。
もうっ!問題ありありですから!
蒼介さんのご家族に初めて会うのにすっぴん、部屋着なんて……‼︎
でもすでにオートロックは解除されてしまったらしく、モニターは真っ暗だった。
こうなったらせめて着替えだけでも……‼︎
急いで寝室へ行きクローゼットを開けて、カジュアルだけどキレイ見えする薄手のメリノウールのニットワンピースに着替えた。
そこで今度は玄関の方のインターホンが鳴った。
…さすがにファンデーションを塗る時間は無かったか…
髪だけ手櫛で整え、寝室を出てすごすごと玄関へ向かう。
「おぉー、花鈴ちょっと見ない間に大きくなったなぁ」
蒼介さんの優しい声と、うん!と元気に答える女の子の声が聞こえた。
蒼介さんの後ろからひょこっと顔を出してご挨拶しようとしたら、すかさず私を見つけたお姉さんが先に、
「あなたが芽衣子ちゃん⁉︎会いたかったわぁ!」
と満面の笑みを浮かべ、ぎゅっ!と抱き締めてきた。
もうっ!問題ありありですから!
蒼介さんのご家族に初めて会うのにすっぴん、部屋着なんて……‼︎
でもすでにオートロックは解除されてしまったらしく、モニターは真っ暗だった。
こうなったらせめて着替えだけでも……‼︎
急いで寝室へ行きクローゼットを開けて、カジュアルだけどキレイ見えする薄手のメリノウールのニットワンピースに着替えた。
そこで今度は玄関の方のインターホンが鳴った。
…さすがにファンデーションを塗る時間は無かったか…
髪だけ手櫛で整え、寝室を出てすごすごと玄関へ向かう。
「おぉー、花鈴ちょっと見ない間に大きくなったなぁ」
蒼介さんの優しい声と、うん!と元気に答える女の子の声が聞こえた。
蒼介さんの後ろからひょこっと顔を出してご挨拶しようとしたら、すかさず私を見つけたお姉さんが先に、
「あなたが芽衣子ちゃん⁉︎会いたかったわぁ!」
と満面の笑みを浮かべ、ぎゅっ!と抱き締めてきた。