クールな部長は独占欲を隠してる【6/18番外編追加】
瞬時に頭の中で今週の自分のスケジュールを確認した。金曜なら行ける。
そうして東に金曜の約束を取り付け、個人スマホの番号とアドレスを教えた。
なのに、金曜になるまで東からの連絡は一切なかった。
ようやく来たと思ったら、その日東は進藤と一緒に出勤してきた。
どす黒い気持ちが湧き上がる。東は進藤と付き合っていないと言った。でも進藤は東のことが好きだ。見ていてわかる。だが渡したくない。俺の中の独占欲が目を覚ます。
2度目の食事は俺の家で。そう決めていた。東に何かするつもりはなかった。なかったのに、急な雨に降られて俺のTシャツ1枚の姿で俺の前に現れた東を見て、さすがに理性が飛びそうになった。Tシャツの裾から伸びた色白で綺麗な細い足…直視できなかった。俺のスウェットが大き過ぎたからとはいえ、無防備すぎる。それだけ俺のことを男として意識していないということか…
何とか理性を総動員して耐えたのに、
「…部長のために、一生懸命作りましたから」
その思わぬ殺し文句と、真っ赤になった顔を手で隠して上目遣いで俺を見る姿に、理性など一瞬で吹き飛んだ。
触れるようなキスから貪るようなキスへ。
止められなかった。
「…ん、ふっ…」
東のエロい声が漏れ聞こえて、ゾクっとした。これ以上すると止められなくなる、そう思った。
そうして東に金曜の約束を取り付け、個人スマホの番号とアドレスを教えた。
なのに、金曜になるまで東からの連絡は一切なかった。
ようやく来たと思ったら、その日東は進藤と一緒に出勤してきた。
どす黒い気持ちが湧き上がる。東は進藤と付き合っていないと言った。でも進藤は東のことが好きだ。見ていてわかる。だが渡したくない。俺の中の独占欲が目を覚ます。
2度目の食事は俺の家で。そう決めていた。東に何かするつもりはなかった。なかったのに、急な雨に降られて俺のTシャツ1枚の姿で俺の前に現れた東を見て、さすがに理性が飛びそうになった。Tシャツの裾から伸びた色白で綺麗な細い足…直視できなかった。俺のスウェットが大き過ぎたからとはいえ、無防備すぎる。それだけ俺のことを男として意識していないということか…
何とか理性を総動員して耐えたのに、
「…部長のために、一生懸命作りましたから」
その思わぬ殺し文句と、真っ赤になった顔を手で隠して上目遣いで俺を見る姿に、理性など一瞬で吹き飛んだ。
触れるようなキスから貪るようなキスへ。
止められなかった。
「…ん、ふっ…」
東のエロい声が漏れ聞こえて、ゾクっとした。これ以上すると止められなくなる、そう思った。