丸重城の人々~前編~
「んぁ……やっぱ…くすぐったい…」
「フフ…可愛いなぁ」
「どうして、大翔は平気なの?」
「さぁ?わかんない」
「それに…エッ━━」
「エ?何?」
「………だから///その…私を抱いても、疲れないし……」
「あぁー、そうゆうことね。
そうだな、あんま疲れないかも?
俺、絶倫だし」
「ぜ、絶倫…!なんか、凄い…」
「フフ…ほら、まだまだキスさせて?」
「ん……ルームサービス、来ちゃうよ…?」
「んー。関係ねぇよ……」

ピンポーン
コンコン━━―
「大瀬様、ルームサービスをお持ちしました」
「ん…来たよ?鍵開けなきゃ……」
「チッ、いいとこだったのに……」

鍵を開け、中に通す。
「失礼いたします」
テーブルの上にたくさんの料理が並ぶ。
「凄いね。大翔!豪華だね!」
「あぁ」
「食べよっ!大翔」
「うん、柚。
食べさせて?」
「え?フフ…いいよ。
はい、あーん!」
「あーん。うん、旨い!」
「フフ…可愛い!大翔」
「柚」
「ん?
ンン━━━!!!」
「口移し!旨いだろ?」
「……うん///」
「やっぱ可愛いのは、柚の方だな!」
「もう///
……あ、ピーマン…」
「ん?何?」
「ううん。はい、大翔。あーん!」
「あーん。
ンン……苦っ!
柚、まさかピーマン…」
「フフ…騙されたぁ(笑)!フフフ…!!」
「へー、そうゆうことするんだ、柚ちゃん?」
「へ?」
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