丸重城の人々~前編~
「ずっと…気を張ってたんだな……」
と大翔。
「でも、今の寝顔は穏やかに見える。久しぶりにこんな穏やかな顔を見た」
と中也。
「姫…綺麗だな……」
と玄。
「やっと…柚希ちゃんの笑顔が見れそうだ。また最初から笑顔にさせてやろうな、みんなで」
と将大。
「そうね!
ねぇ柚希から伝言!」
「大にたくさん抱き締められて、中とは買い物デート。玄は公園デート。将大とはもっと仲良くなりたいって!」
「フフ…そんなの喜んでするよ!」
「あぁ。俺も早く買い物デートしたい」
「姫、覚えててくれたんだ…!嬉しい!」
「響子と大翔には悪いが、今度お茶に誘うか!」
「ん…大翔……」
「フフ…二人にした方がいいわね?」
「だな(笑)」
「えー。兄貴いいなぁー!」
「中也!行くぞ!」
四人が出ていく。
大翔が柚希の横に、横になる。
腕枕をして抱き締めた。
「柚…もう……大丈夫だよ……。
ごめんな…怖い思いさせて……」
「大翔…?」
「起きた?」
「あ…大翔……。
ギュってして……?」
「うん」
「もっと…」
「うん」
「もっと……ギュュって!大翔はここにいるって感じたい……」
「でもこれ以上は柚、折れそう……」
「いいの……折れてもいいよ?
不安なの…怖いの……」
「柚?」
「大丈夫って言葉じゃなくて、身体で感じたい……。
お願い……」
と大翔。
「でも、今の寝顔は穏やかに見える。久しぶりにこんな穏やかな顔を見た」
と中也。
「姫…綺麗だな……」
と玄。
「やっと…柚希ちゃんの笑顔が見れそうだ。また最初から笑顔にさせてやろうな、みんなで」
と将大。
「そうね!
ねぇ柚希から伝言!」
「大にたくさん抱き締められて、中とは買い物デート。玄は公園デート。将大とはもっと仲良くなりたいって!」
「フフ…そんなの喜んでするよ!」
「あぁ。俺も早く買い物デートしたい」
「姫、覚えててくれたんだ…!嬉しい!」
「響子と大翔には悪いが、今度お茶に誘うか!」
「ん…大翔……」
「フフ…二人にした方がいいわね?」
「だな(笑)」
「えー。兄貴いいなぁー!」
「中也!行くぞ!」
四人が出ていく。
大翔が柚希の横に、横になる。
腕枕をして抱き締めた。
「柚…もう……大丈夫だよ……。
ごめんな…怖い思いさせて……」
「大翔…?」
「起きた?」
「あ…大翔……。
ギュってして……?」
「うん」
「もっと…」
「うん」
「もっと……ギュュって!大翔はここにいるって感じたい……」
「でもこれ以上は柚、折れそう……」
「いいの……折れてもいいよ?
不安なの…怖いの……」
「柚?」
「大丈夫って言葉じゃなくて、身体で感じたい……。
お願い……」