この男子に要注意!




「エリもちいくん大好きだよっ」



さすがエリ。恥ずかしさを微塵も醸し出していない。



「俺も。愛してる〜」



そう言って、エリをぎゅっと包み込むように抱きしめる高嶋くん。



普段とはまるで別人。



「ゴホンッ。そろそろ、イチャイチャタイムは、終わりでもいいかな?」



止めに入ったのは、こうなるきっかけを作った張本人の穂高だ。



「おうち帰ってからまた続きしようね、ゆゆっ」



「うん、そうだね」



2人はどこまで行ってもラブラブそうだ。



「よし、冷めないうちにみんなも早く食べて食べて」



用意されていたご飯はどれも美味しくて、少し食べ過ぎてしまうくらいだった。
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