この男子に要注意!




┅ ┅ ┅ ┅ ┅



「はぁ〜、疲れた。マスター、ブラックココアとサンドウィッチ下さい」



この2つは、わたしがここに来ると毎回頼むメニュー。



「はいはい、すぐ作るよ」



マスターも気さくで話しやすいし、お店の雰囲気もシックでとても落ち着く。



「ねえ、マスター。今日ね、前に話した小さい時好きだった子の夢を見たの」



少し恥ずかしい話だったから、マスターには夢と言うことにした。



「へぇ。そりゃあ、いい夢だったんじゃない?」



そういいながらも料理を作る手は止めない。



「どうして?」



「だって、いい夢だったからわたしに話すんでしょう?それでどうしたんですか?」



「その子に、似た子がねさっき居たの」
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