この男子に要注意!
けれど、お母さんには、勿体ないっていつも怒られている。
なぜなら、どうやらわたしは世間一般的に言う美少女らしいのだ。
黒髪の綺麗なロングヘアに175cmというお母さん譲りの長身、とても色白で大きな目に高い鼻。全部が宝石だわとお母さんがいつもいつもわたしに言ってくる。
「お嬢様、お着替え終わりましたか?朝食の準備が出来てますよ」
こんなことを考えていたら、朔羅がわたしを朝食に呼びに来てしまった。
「後ちょっとで終わるから先に行ってて」
あとは、ネクタイをしてブレザーを着れば服装は完璧だ。
「かしこまりました。それとお嬢様、シャツのボタンひとつずつズレてます」
「え、ほんとだ」