森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
キィ、という音に視線を戻すと、木の真ん中に扉があって、それをロキースが開けたところだった。
「どうぞ、入ってくれ」
ロキースに促されるまま、エディは「おじゃまします」と大きな木の家に入った。
「わぁ……!」
ロキースの家は、想像していた以上にお伽噺に出てくる家のようだった。
木のうろを利用したというこの家は、ちょっと歪な円形をしている。
最初に目に入ったのは、柔らかそうなソファと木彫りのテーブル。黄色のチェック柄をしたソファは、ロキースが座るのにちょうど良さそうな大きなものと、まるでエディのために設えたような小さめのものが置かれている。
「どうぞ、入ってくれ」
ロキースに促されるまま、エディは「おじゃまします」と大きな木の家に入った。
「わぁ……!」
ロキースの家は、想像していた以上にお伽噺に出てくる家のようだった。
木のうろを利用したというこの家は、ちょっと歪な円形をしている。
最初に目に入ったのは、柔らかそうなソファと木彫りのテーブル。黄色のチェック柄をしたソファは、ロキースが座るのにちょうど良さそうな大きなものと、まるでエディのために設えたような小さめのものが置かれている。