森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
恐々と伸びてきた腕は、エディに嫌がる素振りがないと分かると、ゆっくりと抱きしめてくる。
エディは、まさか抱きしめられるなんて思いもしなくて、ビックリしすぎて涙が引っ込んだ。
「んえぇ⁉︎」
ぎゅっとロキースの大きな体がエディの小さな体を抱き込む。
思いがけず、しっくりとくる腕の中に、エディはうっかりこう思っていた。
(包容力、半端ない……)
ソファの背もたれごとでこれである。直に抱かれたら、どんな感じなのか。
エディはちょっとだけ、期待した。
エディは、まさか抱きしめられるなんて思いもしなくて、ビックリしすぎて涙が引っ込んだ。
「んえぇ⁉︎」
ぎゅっとロキースの大きな体がエディの小さな体を抱き込む。
思いがけず、しっくりとくる腕の中に、エディはうっかりこう思っていた。
(包容力、半端ない……)
ソファの背もたれごとでこれである。直に抱かれたら、どんな感じなのか。
エディはちょっとだけ、期待した。