森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
「〜〜っ!」
ちょこんと控えめな尻尾だが、獣耳同様、持ち主の感情を健気に伝えてくる。それは、たまらなくエディの母性本能を刺激した。
悶絶しているエディの手が、戻るべきか引っ込めるべきか、悩むように宙で止まる。
ロキースはチラリと目だけを上げて、エディを見た。
「もう、おしまいか……? それなら今度は、俺がエディの頭を撫でても良いだろうか?」
どうやら彼は、撫でられるのも撫でるのも好きらしい。
「いいけど……」
ロキースを撫でることが出来たのだから、撫でられるのも平気だろう。
そんな軽い気持ちからの返事だった。
だが……。
ちょこんと控えめな尻尾だが、獣耳同様、持ち主の感情を健気に伝えてくる。それは、たまらなくエディの母性本能を刺激した。
悶絶しているエディの手が、戻るべきか引っ込めるべきか、悩むように宙で止まる。
ロキースはチラリと目だけを上げて、エディを見た。
「もう、おしまいか……? それなら今度は、俺がエディの頭を撫でても良いだろうか?」
どうやら彼は、撫でられるのも撫でるのも好きらしい。
「いいけど……」
ロキースを撫でることが出来たのだから、撫でられるのも平気だろう。
そんな軽い気持ちからの返事だった。
だが……。