森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
2
ロキースのことは、好きだ。
その気持ちは、エディの心の奥底で、限りなく恋に近い感情に育ちつつある。
だが、ロスティの大使館で初めて感じた罪悪感は、日増しに強くなっていく。
罪悪感が増すごとに、エディの足はロキースの家から遠のいていった。
大使館へ行く前は二日に一回はお茶をしに行っていたのに、三日に一回、四日に一回と、どんどん間が空いた。
とうとう一週間空けることになった日の朝、夜勤明けにエディは倒れた。
「知恵熱ですね」
慌てふためく両親に緊急だと連れてこられた医者は、迷惑そうな顔でそう告げた。
「へ?」
「嘘でしょう?」
その気持ちは、エディの心の奥底で、限りなく恋に近い感情に育ちつつある。
だが、ロスティの大使館で初めて感じた罪悪感は、日増しに強くなっていく。
罪悪感が増すごとに、エディの足はロキースの家から遠のいていった。
大使館へ行く前は二日に一回はお茶をしに行っていたのに、三日に一回、四日に一回と、どんどん間が空いた。
とうとう一週間空けることになった日の朝、夜勤明けにエディは倒れた。
「知恵熱ですね」
慌てふためく両親に緊急だと連れてこられた医者は、迷惑そうな顔でそう告げた。
「へ?」
「嘘でしょう?」