森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
甘やかすような目。包み込むような優しい腕。触れ合ったところから伝わる熱。そのどれもが、エディの凝り固まった気持ちを解していく。
(あぁ、ニューシャちゃんが言っていたことは、本当だった。逃げずに触れ合っていれば、すぐに分かったんだ)
今更ながらに、小さなお姫様の言葉が思い起こされる。
恥ずかしいから、怖いから、いろいろ理由をつけては逃げてきたけれど、これからは積極的に触れ合うべきかもしれない。
「ここは俺の縄張りから随分と離れている。一先ずは俺の家へ行こう。それでいいか、エディ?」
「うん」
素直に頷くエディに、ロキースは「良い子だ」と額にキスを贈る。
そんなことをされたのは初めてのことで、エディは顔を真っ赤にして額を隠すように手で覆った。
(あぁ、ニューシャちゃんが言っていたことは、本当だった。逃げずに触れ合っていれば、すぐに分かったんだ)
今更ながらに、小さなお姫様の言葉が思い起こされる。
恥ずかしいから、怖いから、いろいろ理由をつけては逃げてきたけれど、これからは積極的に触れ合うべきかもしれない。
「ここは俺の縄張りから随分と離れている。一先ずは俺の家へ行こう。それでいいか、エディ?」
「うん」
素直に頷くエディに、ロキースは「良い子だ」と額にキスを贈る。
そんなことをされたのは初めてのことで、エディは顔を真っ赤にして額を隠すように手で覆った。