森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
寝起きだからか、彼女の匂いが濃い。ミルクに蜂蜜を混ぜたような甘い匂いは、ロキースの理性を軽々と揺さぶってくる。
ロキースは本能のままに、ベッドの縁を握っていた手をエディの手の上に重ねた。
ビクリと跳ねた手。だが、彼女は重なった手を見下ろしたまま、微動だにしない。
手を繋いだこともあったのに。
今更そんな反応をするエディが、ロキースは愛しくてたまらない。
だって、どう考えたって意識されている。
一体何が決め手だったのかは分からないが、彼女はロキースのことを男として意識しているに違いない。
ロキースはこの確信を確かなものにすべく、エディとの距離を詰めた。
ロキースは本能のままに、ベッドの縁を握っていた手をエディの手の上に重ねた。
ビクリと跳ねた手。だが、彼女は重なった手を見下ろしたまま、微動だにしない。
手を繋いだこともあったのに。
今更そんな反応をするエディが、ロキースは愛しくてたまらない。
だって、どう考えたって意識されている。
一体何が決め手だったのかは分からないが、彼女はロキースのことを男として意識しているに違いない。
ロキースはこの確信を確かなものにすべく、エディとの距離を詰めた。