森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
3
「もう! なんなの、あのババァ! 僕のエディタに喧嘩を売るなんて、何様のつもり⁉︎」
「ミハウ様」
「分かってるよ。もう僕のじゃないって言うんでしょ」
「いいえ。もともとお嬢様はミハウ様ものではございません」
「うるさいよ、エグレ」
「申し訳ございません」
夫婦漫才のようなやりとりを背景に、エディは思案していた。
『また日を改めて』
ルタはそう言っていた。エディは二度としたくないと突っぱねたけれど、同じ屋根の下にいれば嫌でも機会は生まれてしまう。
「ミハウ様」
「分かってるよ。もう僕のじゃないって言うんでしょ」
「いいえ。もともとお嬢様はミハウ様ものではございません」
「うるさいよ、エグレ」
「申し訳ございません」
夫婦漫才のようなやりとりを背景に、エディは思案していた。
『また日を改めて』
ルタはそう言っていた。エディは二度としたくないと突っぱねたけれど、同じ屋根の下にいれば嫌でも機会は生まれてしまう。