森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
ふぅふぅと熱い紅茶に息を吹きかけるエディの唇は、つんと尖って可愛らしい。
突き出された唇を見ていると、どうしてもキスがしたくてたまらなくなってくる。
ムラムラする気持ちを鎮めるように、ロキースは紅茶を飲み干した。
唇にキスをする日がくるのは、もう間もなくだろうか。
その日が来るのを想像すると、ロキースは嬉しいような寂しいような気持ちになった。
紅茶を一口二口飲んで、エディは溜め込んでいたものを吐き出すようにフゥとため息を吐いた。
それからちらりと窓の外を見て、何故か安堵したように唇に笑みを浮かべる。
なにか見たのだろうかとロキースが同じところを見つめても、そこにあるのは先程よりも藍色が濃くなった夕方の空が見えるだけ。藍色というより、もう紺色に近い。もう夜と言っていい時間帯だ。
突き出された唇を見ていると、どうしてもキスがしたくてたまらなくなってくる。
ムラムラする気持ちを鎮めるように、ロキースは紅茶を飲み干した。
唇にキスをする日がくるのは、もう間もなくだろうか。
その日が来るのを想像すると、ロキースは嬉しいような寂しいような気持ちになった。
紅茶を一口二口飲んで、エディは溜め込んでいたものを吐き出すようにフゥとため息を吐いた。
それからちらりと窓の外を見て、何故か安堵したように唇に笑みを浮かべる。
なにか見たのだろうかとロキースが同じところを見つめても、そこにあるのは先程よりも藍色が濃くなった夕方の空が見えるだけ。藍色というより、もう紺色に近い。もう夜と言っていい時間帯だ。