森守の令嬢はもふもふ大型獣人に執愛される
2
それから二時間が経った。
手を繋いで、ただひたすらに歩いて。
ロキースが唐突に、「ここだ」と言って立ち止まった。
隠れるのにちょうど良い低木を見つけて、二人で隠れる。
木々の隙間から、目的地を覗き込んだ。
「うわぁ……!」
思わず、エディの口から感嘆の声が漏れる。
だって、こんな素敵な光景は、初めて見た。
エディの目に映るのは、一面の花畑。
秋の空のような、真っ青な色の花が、ずっとずっと向こうまで続いている。
もしも季節が冬でなく秋だったなら、もっと幻想的な風景になっていただろう。
手を繋いで、ただひたすらに歩いて。
ロキースが唐突に、「ここだ」と言って立ち止まった。
隠れるのにちょうど良い低木を見つけて、二人で隠れる。
木々の隙間から、目的地を覗き込んだ。
「うわぁ……!」
思わず、エディの口から感嘆の声が漏れる。
だって、こんな素敵な光景は、初めて見た。
エディの目に映るのは、一面の花畑。
秋の空のような、真っ青な色の花が、ずっとずっと向こうまで続いている。
もしも季節が冬でなく秋だったなら、もっと幻想的な風景になっていただろう。