殺戮学園
「ケケケケッ。

また夢野学園の生徒が一人死んだね。

兄ちゃんはやっぱりカッコいいよ」


「グヘヘヘッ。

そうか?

オレ、カッコいいか?」


「もちろん、すごくカッコいい!

この調子で、夢野学園の生徒、全員に復讐しようね」


「グヘヘヘッ。

任せておけ。

オレならできる!」


真美が北側の階段まで逃げてきても、声が大きい二人の会話は聞こえていた。


真美は二人の馬鹿げた醜い会話に、心の底から怒っていた。
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