【完】桜色の君を抱きしめたい
夢花達は淡々と食べ、貴斗は十分程で食べ終わり、次の注文をした。

「えーと次は...」

「少しは遠慮しろよ...」

「私、御手洗に行ってきます」

「はーい。夢花他に注文ないの?」

「ミルクティーお願いします」

「りょーかい!」

夢花が席を離れた途端、夏芽の顔は真剣な表情に変わった。

「さてと、夢花は席を外したし。お二人に聞いて欲しい事があります」

「どうした?急に改まって」

「夢花がなんで対人恐怖症になったか知ってますか?」
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