【完】桜色の君を抱きしめたい
店員さんが注文の品を届けた後、夢花は戻ってきた。

「夢花、ミルクティーきたよ」

「わぁ...!やっぱり食後はミルクティーに限ります!」

「夢花は変わらないね。そうだ。二人に話したんだ。夢花の事」

「そうなんですか!?」

「うん。あ、聞いちゃまずかった?」

「そんな事ないです。本当なら私から話せれば良かったのに...。なっちゃん、ありがとうございます」

「いやいや。これで三人とも気軽に恋愛出来るね!」

ドキッ!

夏芽の発言に三人はびっくりして顔が赤く染まった。

「いや〜見てて早くどっちかくっつかないかなってムズムズしてたんだよね。これを言ったらお互い恋愛しやすくなると思ってね。良かったね、三人とも...!」
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