【完】桜色の君を抱きしめたい
「罰としてもう少しこのままでいろ!そしてこの機会に抱きしめられるのに慣れろ」

貴斗の上に乗ったまま夢花は抱きしめられた。耳元で話されてくすぐったく感じる夢花。

息が耳に当たってくすぐったいです...!悪い事をしたのは私ですけどこれは流石に恥ずかしいです。

「お前、やっぱり小さいし軽いな。乗っているのか、乗ってないのか分からないな」

「気にしているんですから言わないで下さい...。それを言うなら貴斗先輩は見た目通り身体が大きくて、筋肉があってガッチリしてますよ?」

「へぇー俺ってそんな感じなんだ。抱きしめられてちょっと意識した?」

「な、何を!?別に、意識してないです...!変な事言わないで下さい!」



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