【完】桜色の君を抱きしめたい
凪と夢花は引き続き、フリーマーケットを楽しんだ。夢花は洋服やアクセサリーを。凪は服と本を購入。

二人とも両手に荷物を持って帰り道を歩いていた。

「沢山買いましたね」

「そうだね。ちょっと買いすぎたな。今月もお小遣い本に消えていったな」

「私もお小遣いなくなってしまいました。来月からは節約しないとですね」

来月は読みたかった本の新刊が出るのに無駄遣いし過ぎました。先月も前借りしたので今月は出来ませんね。

「じゃあ俺、こっちだから」

「はい。凪先輩、今日はありがとうございました!また行きましょう。今度は貴斗先輩となっちゃんと皆で...!」

「そうだね」

「ではまた月曜日」
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