【完】桜色の君を抱きしめたい
「貴斗先輩は何のコスプレをするんですか?」

「ぜってー言わねー」

貴斗先輩が頑なになっているなんて珍しいです。そんな態度されると余計気になります。

「凪先輩、貴斗先輩はどんなコスプレをするんですか?」

「佐伯!兄貴、絶対答えんじゃねーぞ!?」

「貴斗はね、天使のコスプレをするんだって。しかもミニスカートの。ダメだ。想像しただけで...くっ、ふはははは!」

再び笑い始めた凪。ツボにハマって笑いが止まらなくなっている。

「ナース服とかバニーガールよりマシだろ!?兄貴、それになった奴らの方が悲惨なんだからな!」

「それでもミニスカートの天使は貴斗には似合わないよ。足の筋肉ゴツイし。ははは...!」

< 152 / 208 >

この作品をシェア

pagetop