【完】桜色の君を抱きしめたい
「ごめんね。あ、もう時間だから教室行こうか」
「はい」
放課後。夢花は玄関で貴斗を待っていた。休み時間の内にメールが着て、ここで待っているように言われましたが、遅いですね。貴斗先輩。
「悪い。HR長引いた」
「大丈夫です。それで今日はどこに助っ人しに行くんですか?」
「野球部だ。試合が近いから練習試合をやるらしいんだ。メンバーの一人がケガで、試合までに治すために俺が代わりに出て、相手の様子を観察するみたいだ」
「責任重大ですね」
「まあまあな。お前はグランドから少し離れたベンチに座って試合を見ていろ。調子が悪くなかったら呼べ」
「分かりました」
「はい」
放課後。夢花は玄関で貴斗を待っていた。休み時間の内にメールが着て、ここで待っているように言われましたが、遅いですね。貴斗先輩。
「悪い。HR長引いた」
「大丈夫です。それで今日はどこに助っ人しに行くんですか?」
「野球部だ。試合が近いから練習試合をやるらしいんだ。メンバーの一人がケガで、試合までに治すために俺が代わりに出て、相手の様子を観察するみたいだ」
「責任重大ですね」
「まあまあな。お前はグランドから少し離れたベンチに座って試合を見ていろ。調子が悪くなかったら呼べ」
「分かりました」