【完】桜色の君を抱きしめたい
貴斗先輩タイミング悪いです!横田先輩に告白されて心臓の鼓動が早くなったというより、貴斗先輩が来て、びっくりして早くなった感じです...!
うぅ...顔も熱いです...。
「貴斗お前、なんでこのタイミングで入ってきたんだ?」
「何言ってんだよ。まるで俺が分かっていて入ってきたんだと言ってるみたいだぞ?」
「そうじゃないのか?佐伯さんは気づかなかったみたいだけど、俺は分かってた。話している最中、明らかに人影があった。俺が弟を分からないわけがない」
「はぁ、流石だよ。俺はずっとドアの前に居て、二人の話を聞いてた」
「それで?お前はどういう気持ちで聞いてたんだ?」
「なんだよさっきから。俺は別に何も....」