【完】桜色の君を抱きしめたい
「わぁ...!可愛いです!ありがとうございます」

「佐伯さん似合ってるよ」

「夢花可愛い...!流石私の夢花」

「貴斗も何か言えよ」

「えっ!?えーと、あの...ま、馬子にも衣装だな」

馬子にも衣装?何か間違っているよな...。

ゴン!

凪は貴斗の頭を拳で殴った。

「いってー...何すんだよ兄貴!」

「お前が悪い。佐伯さんごめんね。こいつ褒めるの苦手で」

「褒めるの苦手なイケメン。なんか、残念なイケメンですね」

なっちゃんは正直に言い過ぎです。

「貴斗先輩なりに褒めてくれたんですよね?私は嬉しいですよ。貴斗先輩、ありがとうございます」

「おう」

「夢花は夢花で天然...」

なっちゃんなんか呆れている顔をしているような?気のせいですね。
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