【完】桜色の君を抱きしめたい
「貴斗先輩ーー!!」
「佐伯ー!大丈夫か!?」
「貴斗先輩...うぅ...。ごめんなさい。カチューシャが枝に引っかかってしまって戻って取りに行ってしまいました...」
「お前が無事ならいいよ。それより、転んだのか?立てるか?」
「足を痛めてしまいました。立つのは難しいです」
「分かった。俺の背中に乗れ。すぐ近くに初日のハイキングで休憩に使った場所がある。まずはそこに行こう」
「はい」
「その前なこれを着ていろ。この上着は防水だから体温を保てる。大丈夫。俺の事は気にするな」
「佐伯ー!大丈夫か!?」
「貴斗先輩...うぅ...。ごめんなさい。カチューシャが枝に引っかかってしまって戻って取りに行ってしまいました...」
「お前が無事ならいいよ。それより、転んだのか?立てるか?」
「足を痛めてしまいました。立つのは難しいです」
「分かった。俺の背中に乗れ。すぐ近くに初日のハイキングで休憩に使った場所がある。まずはそこに行こう」
「はい」
「その前なこれを着ていろ。この上着は防水だから体温を保てる。大丈夫。俺の事は気にするな」