[続]小さな恋物語
「なんで俺をさけようとしてるの?」
白石君はものすごく辛そうな顔であたしを見る。
「それは…」
白石君の辛そうな顔を見たくないって思ってしまう自分がいて言葉を濁してしまう。
あたしはなんて矛盾してるんだろう?
さっきまでは顔見たくなかったのにこう思うなんて…
「なんで?」
そう言いながら白石君はあたしに迫ってくる。
あたしはついつい後ずさりをしてしまう。
あたしだってわかんないよ。なんで白石君だけ忘れてるのか。
他の人は覚えているのに白石君だけ思い出せない。
思い出そうとすると頭が痛くなる。
「逃げるなよ」
後ろを振り向くと柵があってこれ以上下がれなかった。
なんか知らないけど涙が出てきそうになった。
白石君はものすごく辛そうな顔であたしを見る。
「それは…」
白石君の辛そうな顔を見たくないって思ってしまう自分がいて言葉を濁してしまう。
あたしはなんて矛盾してるんだろう?
さっきまでは顔見たくなかったのにこう思うなんて…
「なんで?」
そう言いながら白石君はあたしに迫ってくる。
あたしはついつい後ずさりをしてしまう。
あたしだってわかんないよ。なんで白石君だけ忘れてるのか。
他の人は覚えているのに白石君だけ思い出せない。
思い出そうとすると頭が痛くなる。
「逃げるなよ」
後ろを振り向くと柵があってこれ以上下がれなかった。
なんか知らないけど涙が出てきそうになった。