[続]小さな恋物語
家から出ると俺はエレベーターに向かう。


自宅が5階であるため階段で下りる方が面倒なため…つーか階段で行くだけで疲れるからなんだけどな。


エレベーターの「↓」ボタンを押すとちょうどエレベーターがきた。


俺はエレベーターに乗り込むとエレベーターは3階で止まる。


この時間に珍しいな…


俺の住むマンションはあまり高校生がいない。そのためこの時間はエレベーターが止まることなく1階に行くことが多かった。


エレベーターはゆっくりと開く。


本当はもう少し早かったかもしれない。だけど俺にとっては少しの時間でも長い時間だと思ってしまったんだ。




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