[続]小さな恋物語
エレベーターが完全に開くとそこには佑希が立っていた。


そして佑希はエレベーターに乗り込んだ。


「えっ! あの…その…なんでいるの?」


俺ダサいわ〜。
同じ学校に通うんだから一緒になって当たり前だっつうーの。


「ごめん。そうじゃなくて…えーっといつもこの時間なの?
って昨日からだからいつもじゃないよね」


なんで俺がこんな焦ってるわけ?
ホント俺ってダサいわ。


一人落ち込んでるとクスッて笑う声が聞こえた。


「えっ?」


俺はびっくりして顔を上げると目の前にクスクス笑う佑希がいた。



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