[続]小さな恋物語
車に…当たってない?


そっと目を開けるとそこには信じられない光景があった。


そこにはあたしの変わりに白石君が倒れていた。



「なん…で?」


白石君の体から流れる大量の血。


あたしはその血を見てると心臓がドクドク高鳴る。


えっ!


急にフラッシュバックのように前までの記憶が蘇る。


4年前に智流と別れたこと。そして好きになったこと。


だけど転校した先ではあたしは歓迎されてなかった。


毎日毎日続く日常はあたしには辛いことだった。


だけどいつか智流と一緒にいられることを考えると堪えられた。




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