[続]小さな恋物語
智流はニッコリと微笑む。
ホントはそれは辛いはずなのに…
ダメだ。泣きそう…
「車に、ぶつ…からなかった? どこも、ケガしなかった?」
なんでこの人はこんなにも人を心配するんだろう。
大怪我してるのは智流なのに。
智流らしい言葉にとうとう涙が溢れだしていた。
「うん。大丈夫だから」
そう言うと智流はあたしの涙をぬぐうとそのまま意識を飛ばした。
「智流? 智流? 智流ー」
あたしは意識を飛ばした智流を何度も呼んだ。
その時に遠くから救急車のサイレンが聞こえた。
ホントはそれは辛いはずなのに…
ダメだ。泣きそう…
「車に、ぶつ…からなかった? どこも、ケガしなかった?」
なんでこの人はこんなにも人を心配するんだろう。
大怪我してるのは智流なのに。
智流らしい言葉にとうとう涙が溢れだしていた。
「うん。大丈夫だから」
そう言うと智流はあたしの涙をぬぐうとそのまま意識を飛ばした。
「智流? 智流? 智流ー」
あたしは意識を飛ばした智流を何度も呼んだ。
その時に遠くから救急車のサイレンが聞こえた。