[続]小さな恋物語
エピローグ〜君との思い出があったから〜
あたしは花束を持ちながら病室へと向かう。



智流がこの病院に入院してきて5日がたった。


智流は事故にあった以来意識が戻ってないらしい。



あたしがちゃんとしてたらって本当にそう思う。


あたしが記憶を失わずに智流を覚えていたら、あの事故の時に車に気付いてたら…


そんな後悔が今更だけどあったんだ。



コンコン


智流の病室に着いて扉を叩く。


病室からは『どうぞ!』というあたしを中に招きいれる声がした。






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