はやく俺のこと好きになってよ
遠足準備…なんだけど…?
*
「はいじゃあ遠足の実行委員決めるぞ〜」
先生の声が教室に響く。
あれから数日たった今。
「ねぇねぇ壱くん、おんなじ班になろうよ〜!♡」
…蘭ちゃんが攻めて攻めて攻めまくっています。
実はこの前、席替えをして、壱とは離れちゃったんだよね。
壱は窓側の方で前から2番目。隣は…蘭ちゃん。
私は廊下側の1番後ろの席で隣が蘭ちゃんの双子の千尋くん。
見事、1番端と端になっちゃったのです。
壱も、
「席替えなんかなければいいのにな」
なんて言ってたなぁ…。
私はその言葉が嬉しかったり……。
だからと言ってこの気持ちを壱に言う勇気はまだ出ない…。
出来るだけ、今のままでいたいし、先輩のことも忘れたわけじゃない。
「はいじゃあ遠足の実行委員決めるぞ〜」
先生の声が教室に響く。
あれから数日たった今。
「ねぇねぇ壱くん、おんなじ班になろうよ〜!♡」
…蘭ちゃんが攻めて攻めて攻めまくっています。
実はこの前、席替えをして、壱とは離れちゃったんだよね。
壱は窓側の方で前から2番目。隣は…蘭ちゃん。
私は廊下側の1番後ろの席で隣が蘭ちゃんの双子の千尋くん。
見事、1番端と端になっちゃったのです。
壱も、
「席替えなんかなければいいのにな」
なんて言ってたなぁ…。
私はその言葉が嬉しかったり……。
だからと言ってこの気持ちを壱に言う勇気はまだ出ない…。
出来るだけ、今のままでいたいし、先輩のことも忘れたわけじゃない。