ヨークシャテリア、トムの思い出
やあ、こんにちは。僕の名前はトム。宮澤家に飼われていたヨークシャテリアのイヌだよ。宮澤家との思い出はたくさんあるけどあまり可愛がられたほうじゃなかったよ。最初家に来たときはポメラニアンのチーがいて、一緒のカゴに住むことになり、威嚇されてばかりだったんだ。シャワーも全然浴びさせてくれなかったし、散歩も全然連れて行ってくれなくって欲求不満だった。宮澤家はイヌ飼う資格ないと本気で感じていてさ。トリミングも全然してくれなかった。不幸だったよ。ご飯はドッグフードだけじゃなく、人間のアイツらの食べた残飯を食べさせられたんだ。でも家の庭に放してもらった時は少し嬉しかったよ。蚊に刺されまくったけれど。それで病気になったけれど!ただ、宮澤の父親に虫避けだからって殺虫剤かけられた時は本当に死ぬかと思ったよ。頭おかしいね。あいつは。でも、その父親が土日休みに散歩に連れて行ってくれたのは一生忘れないよ。川まで行って放してもらって。土日が僕の唯一の楽しみだったんだよ。殺虫剤かけられたけど、それでも父親が外に一番連れて行ってくれたからね。ともひでは全然連れて行ってくれなかった。ひどいよね。昔、唾当てゲームの標的にされたこともあったし。2階にいるともひでたちが下の庭にいる僕につばを当てようとしてくるんだ。最低だよね。全然可愛がられてないよ。食糞もよくしちゃったし。でも本当にたまにシャワー浴びさせてくれた。父親が。だから、本当にあのシャワーが気持ちよくて嬉しかったよ。
全体的に父親が一番面倒見てくれたな。おしっこしたときのシーツなどはともひでがよく取り替えてくれた。ただ、市販のペットシーツじゃなくて、新聞紙だったけどね。江頭さんみたいなもっとイヌを可愛がる人たちに飼われればよかったよ。冬は暖房ないから本当に寒かった。今は父親のおネイサンの所に引き取られて、前よりも幸せにくらしているよ。おネイサンのが面倒見てくれたな。父親より。ただ、目が見えなくなる病気になっちゃったけど。前よりはマシなんだよね。ちゃんと世話してくれる人がいるから。ともひでは後悔しているらしいね。もっと僕を可愛がっていればよかったと。
もっと早く気づいてくれればよかったのに。「気づくのが遅すぎた。」来世に期待しているよ。今世はヒドかった。宮澤のせいで。
本当にレベル低い奴らだった。早く気づいてほしいな。これからは
生き物をもっと大切に飼うようにってね! byトム
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