平凡な私の獣騎士団もふもふライフ3
その言葉が、なぜかリズの心に深く響いた。自分にもできることがあると、ベルベネット子爵は説いてくれている。

目を向けてみると、話が一段落したと言わんばかりに紅茶を飲むジェドとコーマックの口元には、笑みが浮かんでいた。

こんな平凡で非力な私にも、何かできることがあるとしたのなら――。

そうであるといいなと、リズは思った。













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