貢ぎモノ姫の宮廷生活 ~旅の途中、娼館に売られました~
「だって、とんでもないヒヒジジイに嫁ぐと聞いておりましたのに」
とうっかり言って、

「そのとんでもないヒヒジジイは、うちの父親なわけだが……」
と言われてしまった。

 申し訳ございませんっ、とアローナは飛んで逃げる。


< 103 / 290 >

この作品をシェア

pagetop