貢ぎモノ姫の宮廷生活 ~旅の途中、娼館に売られました~
 アローナは少し迷って、ジンと同じ寝台の端で寝ることにした。

 幸い、転げ回って遊べそうなくらい寝台は広かったからだ。

「おやすみなさい」
とアローナは眠っているジンに言い、枕許のランプを消すと、自らも目を閉じた。



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