貢ぎモノ姫の宮廷生活 ~旅の途中、娼館に売られました~
「いやいや。
 アローナ様はまだ式もしておらぬので、メディフィスの王妃だとは誰も知らないからいいでしょうが」

 それはそうですけどっ、と二人でまた揉めはじめた。

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