天才か、狂人か。 ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~
第8話
前編
第8話
回想、半年前 夏
後輩マネちゃん 南淵サエ
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《8―3をもって、
志学園高校の勝利となります!
互いの健闘を讃え合って、礼!!》
「「「ありがとうございました!!」」」
「「「ありがとうございました!!」」」
・・・!!!(ToT)(ToT)(ToT)(ToT)
一塁側スタンドから祈り続けた最後の攻撃(ToT)
立浪先輩のホームランで1点は返したけど・・(ToT)負けちゃった・・(ToT)(ToT)
「・・ありがとうございました!!」
「「「ありがとうございました!!」」」
まだ入学してから・・
入部してから3ヶ月しか経ってないけど、
カッコ良すぎる3年生の先輩達。
気さくに話してくれる2年生の先輩達。
対戦相手の志学園高校さんの校歌斉唱が終わった後、
皆さんが涙ぐみながら私達のところまで小走りにやってきて・・・(ToT)
スタンドにいる吹奏楽部の皆さん、
2年マネージャーのミク先輩、アリサ先輩、
そして・・私達1年生部員に深々とお礼をしてくる。
だから・・私の涙腺も完全に壊れた(ToT)