天才か、狂人か。     ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~


「続いて、背番号8 福留君。」



・・・!!!!?・・・・

「!!?」
「「「「「・・・・・・。」」」」」



「おいどんはセンターでごわすか!
任せたもんせ!!」


「頼みましたよ福留君。

・・では次、背番号9 山口君。」


「・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・。」


「「「「「・・・・・・。」」」」」


「以上が僕の考えるレギュラーメンバーです。

では次、背番号10 正津君。
背番号11・・・・。」



「ちょっと待て!!!!!」


「・・・・なんですか大西君?」


「今・・・何て言った・・・?」


「“今”というのはいつの事ですか?“レギュラーメンバーはこの9人”と言った事ですか?」


「・・・俺は・・・?なんで・・
なんで俺が入ってないんだよ!?」


「君に代わって福留君に[1番 センター]を務めてもらいます。

君はベンチに下がってください。」


「・・・・・・・・・・・・・・。」


「・・・他に質問が無ければ、
発表に戻ってもいいですか?」


「・・・・おい変態・・・
・・本気で言ってるのか・・?」


「はい。」


「福留が入るのは分かるさ・・!
でも何で俺が外されるんだよ!!!?」


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