天才か、狂人か。 ~変 態 化学教師、野球部の監督にさせられる~
「変態監督さん。あんたそんなに俺のこと信頼してくれてたんスか?」
「背番号1が試合の最後を締めてくれたほうが、画づらとしても格好がつくでしょう?」
「・・・ありがとうございまス。」
・・・・15分後。
大会役員?の人と審判団に、
両チームの監督が呼ばれた。
変態は[これ以上、雨に濡れるのはイヤなので教頭行ってきてください]
と教頭先生に丸投げして、
杖をついた南邦高校のお爺ちゃん?監督さんと、教頭先生も交えた会談が行われ・・
「やりましたぞ阿部先生!!
今日は中止です!」
「・・・・理解が得られて何よりです。」
“よしっ!”と憲伸くんもガッツボーズをした!
・・・・翌日。
変態の目論み通り、この日も雨の影響で試合が中止になりました。
これで2日間の順延・・!
憲伸くんの右膝が完治して、
4番バッターが戦線復帰して・・
真のベストメンバーで残り3試合。
・・甲子園への道・・・
そのラストスパートが始まります・・!!
夏の全国高校野球
愛知県大会 準々決勝
青愛学園
対
私学4強 古豪【南邦高校】
第14話 完