35cmの音
「今からオケりたーい!」
「賛成ー!!!カラオケいくぞー!」
2人が走るのをゆっくり追いかける私
ユナも私の隣をゆっくり歩く
「ねぇユナ」
「なに?」
「さっきなんで聞くなって言ったの?」
たぶん、玲音に聞くのは簡単だ
「それはアンタが一番分かってんじゃないの?」
でも、
「うん。だね、」
だめなんだ。
何度も気になったけど、
私たちの関係を問い詰めれば
玲音はどこかに行く気がした。
だから、聞いちゃ駄目なんだ。
「レオくんは、優しくて、いつもアンタ
の側にいて、でも好きだとは言わない、」
「そう」
「今の関係を望んでる、じゃあ」
「うん」
「何か言えない理由があるんだよ」
「...だと思う」
「で、聞いたらどっかに行ってしまうん
じゃないかって思ってんでしょ?」
「なんで分かるの?!」
「アンタのこと大嫌いで大好きだったから
考えてる事くらいお見通しなんだよ!」
「ほぉ。」
「さすが親友ってか?」
「うん」
「は、ちょ、おまっw否定しろやww」
なんか嬉しそうなんだが。
「賛成ー!!!カラオケいくぞー!」
2人が走るのをゆっくり追いかける私
ユナも私の隣をゆっくり歩く
「ねぇユナ」
「なに?」
「さっきなんで聞くなって言ったの?」
たぶん、玲音に聞くのは簡単だ
「それはアンタが一番分かってんじゃないの?」
でも、
「うん。だね、」
だめなんだ。
何度も気になったけど、
私たちの関係を問い詰めれば
玲音はどこかに行く気がした。
だから、聞いちゃ駄目なんだ。
「レオくんは、優しくて、いつもアンタ
の側にいて、でも好きだとは言わない、」
「そう」
「今の関係を望んでる、じゃあ」
「うん」
「何か言えない理由があるんだよ」
「...だと思う」
「で、聞いたらどっかに行ってしまうん
じゃないかって思ってんでしょ?」
「なんで分かるの?!」
「アンタのこと大嫌いで大好きだったから
考えてる事くらいお見通しなんだよ!」
「ほぉ。」
「さすが親友ってか?」
「うん」
「は、ちょ、おまっw否定しろやww」
なんか嬉しそうなんだが。