35cmの音
「携帯は?そっか繋がらないんだったね」
「そりゃそーよ!Amiといるんだもん!」
「んー、、、」

玲音の携帯は繋がらなかった。

「私はどうすればいいのかな」

あの時、ちゃんと玲音の話しを
聞いてあげれば帰ってきたのかな。

なにかが変わっていたのかな?

これはきっと、

この苦しい気持ちは

あの時、

いや今までずっと

玲音から逃げた罰だ。

あれからずっと、
後悔ばかりが頭を埋め尽くしている。
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