35cmの音
「レオくんがどんな人なのかは近くで
見てきたサナが一番良く分かってると思う。
それでも信じて待つなら私は反対しない」

「ヒナ...」

「何にでも理由はあるんだよサナ。
これからどーするかは、それを
聞いてからでも遅くはないんじゃない?」

「確かに。どうするかはそこからだよね」
「そっか、ごめんサナ。」

ユナとミイナが謝った

「やめてよ!謝ったりなんて...」

また涙が溢れた

「私たちにできることはサナがレオくんの
こと待ってる間、辛い思いさせないこと!」
「うん!いっぱい遊んで笑って待ってようよ!」
「話はいつでも聞くからもっと頼りにしてよサナ!」

みんな...
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