35cmの音
「へぇー。そうなんだ」

それを聞いて引いただろう
一瞬で嫌われただろうな。

「てかこんな奴ほっといて私達と遊ぼ」
「賛成ー!え、こいつ金持ってんだけど」
「やった!これで奢ってあげるからさ!」

私のポケットからお札を取り出していた

「やめて!返して」

立ち上がりお金を取り返そうと跳び跳ねる

なにこの地獄絵図...

「ごめん。どうでも良い奴には興味ねーから」

私のお金を3人から受け取る君。

「ぎゃはははは!光利かわいそー」
「あんたに興味ないってよ!」
「そりゃそーだ地味だしな」

3人が私の背中を叩く

やっぱり...誰も、私に興味なんて...
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