35cmの音
「そうよね。でも、お母様も大歓迎でね。
玲音みたいな子は日本に留まってるのは
勿体ない!ってすぐに話が決まったの」
お母さんはおばぁちゃんには
絶対に逆らえない。
だけど、
すごく寂しそうな顔をしていた。
「そっか...」
僕もまだ、
あの時の事を謝ってないのに。
「そうだ!玲音がこれを舞音に渡して
欲しいって。手紙預かってたの。」
お母さんが僕に封筒を渡した
うちへ帰って、
一人になった部屋でそれを読んだ。
玲音みたいな子は日本に留まってるのは
勿体ない!ってすぐに話が決まったの」
お母さんはおばぁちゃんには
絶対に逆らえない。
だけど、
すごく寂しそうな顔をしていた。
「そっか...」
僕もまだ、
あの時の事を謝ってないのに。
「そうだ!玲音がこれを舞音に渡して
欲しいって。手紙預かってたの。」
お母さんが僕に封筒を渡した
うちへ帰って、
一人になった部屋でそれを読んだ。