35cmの音
どこにいるんだろう。

全然見つからない

マキさんたちは
サナちゃんの家に向かったけど
家にはまだ帰ってなくて

駅から家までの帰り道も
いなかったと言っていた。

もし、サナちゃんに何かあったら...



僕の電話がなった



「玲音!」





少し安心したような気分

「いた?」

「いや、まだ」

友達と遊んでる可能性もあるよね

「咲那、人混みが嫌いだから
時間遅らせようとして、もしかしたら....」
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