35cmの音
サナちゃんの浴衣はボロボロで

上半身は脱がされていて、

それを気にする余裕もない程に

怯えて泣いている。

「大丈夫?何もされてない?」

浴衣を整え下着を隠した



「怖、かっ...た...」



ガタガタと身体を震わせている

「本当にごめん。もう大丈夫だから」

言葉じゃ安心できないよね。






僕は抱きしめて髪をなでた
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