35cmの音
「...ってサトちゃんが言ってたの。」

家に帰って玲音に

「はぁ?!何をっ、、、」

すぐに謝った。

「だからもし玲音がそれで
気分を害したのなら...ごめんなさい」

玲音はびっくりしたような
困ったような変な顔で
私の頭をポンポンと叩いた

「うっせぇよバカ!なんだよ嫉妬って」

否定しないってことは

「ちがうの?」

やっぱりそうなのかな?

「と、とりあえず飯できてるから、
早く...風呂入ってこいバカ!」

なんかよく分からないけど

バカって言われたけど

もう怒ってはなかったから安心した。
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