35cmの音
「に、似合ってんじゃねーの」

肘をついてそっぽ向く玲音

「本当に?!嬉しいぃいー!!!」

私は足をジタバタするほど嬉しかった

玲音に言われると何故だかニヤニヤする

認めてもらえたような気分!

「...バイトの奴らにもその反応した?」

「そんなー。謙遜して俯きましたよ」

そこはおしとやかに、ねっ

「サトちゃんって奴にも?」

どうだったかな?んーと、

「あー...サトちゃんには跳び跳ねたかも」

仲の良い友達だし!
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